ビギナーによるせどり分析

せどりや読んだ本の感想について

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「君の望む死に方」 石持 浅海

    

内容(出版社 / 著者からの内容紹介)
私は君に殺されることにしたよ
しかも殺人犯にはしない──。
死を告知された男が選んだ自らの最期。
周到な計画は、一人の女性の出現によって齟齬(そご)をきたしはじめた
膵臓ガンで余命6ヶ月──
〈生きているうちにしか出来ないことは何か〉
死を告知されたソル電機の創業社長日向貞則(ひなたさだのり)は社員の梶間晴征に、自分を殺させる最期を選んだ。彼には自分を殺す動機がある。
殺人を遂行させた後、殺人犯とさせない形で──。
幹部候補を対象にした、保養所での“お見合い研修”に梶間以下、4人の若手社員を招集。日向の思惑通り、舞台と仕掛けは調(ととの)った。あとは、梶間が動いてくれるのを待つだけだった。だが、ゲストとして招いた一人の女性の出現が、「計画」に微妙な齟齬(そご)をきたしはじめた……。

<感想>
 「扉は閉ざされたまま」に続く倒叙物の第2弾。今回は殺されようとする者と殺そうとする者の両方の視点で物語は進んでいきます。正直、殺そうとする者がこの動機、この状況で本当に殺されようとす者の思い通り、殺人を決行するかというのは、納得しかねたのですが、その分、殺されようとする者の心情は綿密に描かれています。そのことが、最後に明かされる後付けとも言えるもう一つの動機にも説得力を与えています。このラストは賛否両論あるかもしれませんが、自分にはアリでした。前作からいっても一筋縄では行かないと思っていましたし。読んだ後、最初を読み返すといろいろ想像してしまいますね。

 ところで、一つ気になったことがあるのですが。ネタバレっぽいので以下一応反転。

 妊娠3ヶ月と聞いて、計算が合わないと安堵する場面がありますが(139P)、通常妊娠8週目から妊娠3ヶ月になるので、計算は合う(もしくは合う可能性がある)と思うのですが。妊娠週の数え始めの週にもよりますが。
 つまり晴征は日向の実の息子という可能性があると考えられます。ラストで、成長するに従い父親(堺陽一)に似てきたという記述がありますが(241P)、これは思い込みによるものではないかとも思えます。

 どうでしょうか。考えすぎでしょうかね?  


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